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ブラックジャーナル

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2017年01月01日
ポジティブ

謹んで新年の御祝詞を申し上げる

皆さま方には旧年中格別のご高配を賜り、真に有難く厚く御礼申し上げる。

「ブラック企業をぶっ潰す!」というアプローチから日本の労働問題に向き合い始め、8年が経過した2016年。世の中のあらゆる方向から「働き方改革!」「長時間労働撲滅!」という声が挙がり、大きなテーマとなったことを実感している。

いち早く働き方改革に踏み出した組織は賞賛され、優秀な人材が殺到する一方で、いよいよブラックのままでは生き残れない時代に突入したようだ。
しかし、悪意ある企業はその規模や知名度から報道もされず、被害者の多くは泣き寝入りを強いられている。引き続きブラック企業には無慈悲な懲罰の鉄槌を下していき、働き甲斐のある社会へと変革を主導していく所存である。

2016年振り返り

・第二子長男誕生、育休取得
・17冊目の著書「30代で必ずはじめること、やめること」刊行
・40代に突入
・18冊目の著書「ワタミの失敗」刊行
・厚生労働省で長時間労働撲滅の方策を提言
・いくつかのブラック企業を壊滅&市場から退出させる
・いくつかの元ブラック企業を改心&ホワイトへ転換させる
・いくつかの元ブラック企業の名誉を回復させる
・講演、研修登壇94件

個人的な変化

・育休明け以降、今まで以上にワーク・ライフ・バランスを重視。平日は基本的に遅くとも19時にお迎え&帰宅し、SNSに割く時間を減らし、夜分のメディア出演などもお受けしなくなった。

⇒結果的に本業に集中できるようになったためか、労働時間は過去最短になった一方、業績はお蔭様で過去最高を記録している。

・まことに器の小さなお話だが、以前は「友人の会社が上場!」「友人の著書がアマゾン1位で大増刷!」といった報告を聴く度に、「一方で自分は、ブラック企業相手の隠密稼業で、誤解や批判ばかり受けて…」などとシニカルに感じることもあった。しかし段階的に余裕を持てるようになり、40歳前後からは素直に周囲の成功や達成を喜べるようになった。

⇒修羅場経験を踏んだことで、より難度の高いトラブルも解決できるようになり、その分依頼主から頼られ、深く感謝される場面が増えたことによるものと考えている。

宣言

多くのご期待を頂けているのは有難いことだが、その分まだまだ世の中には悪意あるブラック企業が多いことの裏返しでもあり、さらに使命感が湧き立っているところだ。

本年は引き続き「ブラック企業絡みのトラブル解決」に加え、働き方改革を主導し成功されている事例を数多く顕彰し、

「働き方を変えると、こんなに経営は上手くいく!」
「皆こんなにハッピーになる!」

とポジティブなイメージを広げ、実現をサポートすることに注力していく。
ぜひ皆さま方にも、ポジティブ/ネガティブ問わず、情報やタレコミをお寄せ頂きたい。
本年も、皆さま方のご健康とご多幸を祈念申し上げる。

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