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2016年05月02日
ポジティブ

連休明けの過ごし方と、五月病にならないためのポイント

「日本経済新聞」(5月2日付 夕刊)において、「連休明けにやる気を高め、前向きに仕事に取りかかるためのポイント」についてコメントした。

連休明けの仕事がおっくうになる原因は、大きく「身体面」と「メンタル面」に分けられるので、それぞれ対処することが望ましい。

<身体面>

・「やる気が湧かないから動けない」というのは順番が逆で、
 実は「動かないからやる気にならない」。
 軽くウォーキングするとか、体操するだけでも血流が良くなってリフレッシュする
・連休明け当日は普段より20~30分早めに出社して、心と体の調子をととのえる
・連休明け当日のランチはいつもより豪華にしてみる。ランチを楽しみに午前中を乗り切ろう

<メンタル面>

・先に、「次の休み」や「連休明け当日の終業後」の予定をたてておく。
 豪華ランチ同様、将来的な褒美要素があるだけでモチベーションが上がる
・低い目標を多く設定してクリアするイメージ。
 「今週1週間頑張ろう」ではなく、「まずは朝起きれればOK」「会社に到着すれば合格」
 「メールを立上げたらクリア」…など。
 一つ一つ達成していく感覚が盛り上がりをサポートする
・初日の午前中は重たい仕事を入れず、予定を立てることに集中。
 先の見通しができれば精神的に安定する
・人によっては、懸案の仕事から片づけたほうが、精神的なつっかえがとれてスッキリする場合も

また、一般的にミスが起きやすいタイミングは「仕事や人間関係に慣れた頃」であり、新年度や新部署といった4月の緊張感が多少緩んだ5月に発生しやすくなることが考えられる。

「慣れたころが一番危ない」という前提事実を認識しておき、

「手順書やチェックシートで確認するクセをつける」
「見間違いやすい数字や記号を使わないよう、職場単位でルール化」
「分からないときに質問しやすい雰囲気をつくる」
「問題を発生させない方法を仕組み化する」
「疲れる前に休憩をとる」

といった取り組みをおこなうことが効果的だ。

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