「週刊SPA!」(2017年3月7日号)の特集、「5年以内に『危ない会社』大予測」でコメントしている。
取材時にはいろいろと語らせて頂いた。コメント主旨としては以下の通り。
<新田コメント主旨>
・業界の垣根を超えた再編が訪れる
・ポイントは「IoT」「自動化」「バイオ技術」「ロケーション」「社会性」
・主導権を握るのは「物事の仕組みの根幹」を造れる会社で、彼らに主導権を握られてしまうと、他の会社は下請けにならざるを得ない
・家電や鉄鋼など、これまでネームバリューのあった有名企業はなりを潜め、これまで裏方だった部品メーカーの立ち位置が表に出てくることになる
・IoTに電子部品は欠かせず、新たな製品開発も技術力が必要。製造装置やロボットメーカーは注目
・遺伝子レベルの解析技術向上により、病気リスクが明らかになれば、複雑な確率論の生命保険商品は大きく変わるだろう。自動運転によって自動車保険が変わる可能性も同様
・先進国以外の人口増に対応する食料分野や、医療健康分野で技術力を持ち、すでに対応できる体制を整えている会社は生き残る
・金融機関は現金離れと新興勢力の台頭がテーマ。電子マネーやポイント流通などで銀行預金は意味がなくなる。資産運用もAI化するなど、アプリサービスなどが既得権益を食いつつある
・流通小売はロケーションが勝てるポイント。三越伊勢丹は立地で他店を凌駕し、郊外大型スーパーはコンビニに負けるだろう
・社会性に敏感になり、社会問題を解決できる会社が生き残る。女性活躍、地域活性などのテーマに対応できるところ
⇒結局、「過去の成功体験に胡座をかかず、柔軟に変化できる会社」「基軸となる強みを持ちつつ、時代変化に対応できる身軽さを持つ会社」が勝つ
詳しくは本誌をご覧頂きたい。
週刊SPA!(3月7日号)
http://www.fusosha.co.jp/magazines/detail/4910234510373