「キャリコネニュース」5月11日付の記事
「賃金不払いは当たり前、労災で虚偽申請も 厚労省『ブラック企業リスト』がひどすぎる」でコメント
厚労省は、最低賃金法や労働安全衛生法などの労働関係法令に違反した企業のリストを、5月10日にホームページ上で公表した。
当該事案を報じた記事において、代表新田がコメントしている。
労働環境改善に向けた国の対策は段階的に進展しつつある
私が3年前に厚生労働省 労働基準局 監督課を訪問し、監督課長や労働条件政策課長にインタビューした際は、
「省として、ブラック企業というレッテル貼りは避けたい」
というスタンスであったし、2016年に省として初めて行政指導段階で社名公開したときもわずか1社のみ、それも大企業だけというハードルがあったが、そのときと比して、会社規模も社数でも増えている。
これまでも、「書類送検事案は公表」という通達があったのだが、報道機関に資料配布するだけの労働局が大半で、企業名をWebサイトで公表する労働局は大阪や岩手など7局だけだった。今後はすべての書類送検事案は毎月公表されるということで着実に進歩しているし、今後もこの流れは加速していくだろう。
ますます、ブラックのままではいられない時代になったと感じている。
詳細は本記事にて。
賃金不払いは当たり前、労災で虚偽申請も 厚労省「ブラック企業リスト」がひどすぎる
2017.5.11